夏の全国高校野球で京都国際高校が初の優勝を果たし、大きな話題になっています。
そんな中、同校の校歌が韓国語のため、京都国際高校は朝鮮学校なのでは?という話題をよく目にするようになりました。
京都国際高校の成り立ちや現状について調査してみました。韓国人向けの学校なのかどうかも解説していきます。
京都国際高校が甲子園優勝
夏の全国高校野球決勝が8月23日行われ、京都国際高校が関東第一高校(東京)に延長10回タイブレークの末、2対1で勝利しました。
春夏の通じて初めての優勝であり、非常に話題になっています。
京都代表の優勝は、1956年の当時の平安高校以来68年ぶりの快挙だそうです。
京都国際高校は朝鮮学校なのか調査!
結論から言うと、京都国際高校は朝鮮学校ではありませんでした。
京都国際学園は2004年に開校し、「自尊」「練磨」「共生」理念に掲げ、世界で活躍する真の国際人の育成を目指す教育機関です。
多言語教育を行っており、海外研修・国際交流を通して異文化理解教育を進める一環として英語・韓国語教育の実践を行っているそうです。
京都国際高校が朝鮮学校と言われる理由
甲子園では出場校の校歌が流されることになっていますが、京都国際高校の校歌が韓国語であるために朝鮮学校ではないかと話題になってようです。
京都国際学園の前身は京都朝鮮中学であり、元々は在日韓国人向けの学校であったようです。現在は一般入学も認められていますが、このような経緯のため校歌が韓国語となっているのでしょう。
以下に、京都国際学園の歴史の概要をお示しします。
- 1947年 京都朝鮮中学 開校
- 1999年 硬式野球部創部
- 2003年 学校法人京都国際学園 設立。京都国際中学高等学校全日制普通科設置(日本・学校教育法第一条校京都府知事認可)
- 2004年 京都国際中学高等学校 開校
京都国際高校の偏差値は?
2024年4月に入学する方向けの模試結果を基に算出した数値によると、京都国際高校の偏差値は40前後のようです。
年度によって結果が異なる可能性があり、実際の数値とは乖離することもありますのであくまで参考としてご確認ください。
まとめ
京都国際学園は一般入学も認められており、韓国人向けの学校というわけではありませんでした。
京都国際学園の前身が在日韓国人向けの学校のため、校歌が韓国語になっていたようです。
甲子園で流れる校歌が外国語のため話題になりましたが、グローバル化が進んだ現代ではこのような事例も多く目にするようになるかもしれませんね。
コメント