毎日暑いですね。
40℃に迫る日も多く、小一時間畑作業をするだけで毎日汗だくです。
今日はメロン栽培の状況についてご紹介したいと思います。
家庭菜園でメロンができるのか
メロンといえば高級フルーツの代名詞であり、普通はハウス内で栽培されています。
家庭菜園だとハウスまで作って管理するのは難しく、なかなか上手くいくことが少ないようです。
そのため、家庭菜園でも育てやすい小型の品種などもあります。
以前一度育ててみたのですが、確かに収穫はできるし、そこそこおいしい。
家庭菜園で育てる分には悪くないと思いました。
でも私たちがイメージするあのメロンと比較するとどうかと言うと、やはりちょっと違うんですよね。
家庭菜園向けの品種だとそこそこおいしくても、メロンを食べている満足感がない・・・。高級マスクメロンのような芳醇な香りと甘みのあるメロンを、家でも収穫したい!
ということで、昨年食べたメロンの種を冷蔵保存しておき、一から栽培してみることにしました。
メロン栽培開始。種から発芽を試みる
4月ころから栽培スタート。
湿らせたキッチンペーパーに種を包んで発芽させようとしましたが、なかなか上手くいかず。
結構温度が高くないと発芽しないようなので、5月始めころに再チャレンジ。
今後は無事発芽させることが出来ました。気温が上がってくると3-4日で発芽します。
昨年の種だから不安だったけど、発芽率もとても良かったです。2回目のチャレンジではほぼ100%発芽していました。
発芽した種をポットに植え替えて、双葉が出るくらいまで室内で育成。
畑に定植、管理方法
ある程度大きくなったところで畑に移植しました。
温度管理と乾燥予防のため黒マルチシートを敷いて、雨による病気予防と水分管理のためアーチ支柱とビニールで簡易トンネルもかけました。
肥料は鶏糞、牛糞、米糠を使用。
定植してからは予想外に順調に育ち、数日放置していたらツルが伸び放題に。
メインのツルを3本にして、孫ツルに雌花が咲くのをまちました。
しかし人工授粉する前にいつの間にか複数の果実が受粉して大きくなってきたため、そのまま育てることに。
今回は美味しいメロンを作るのが目標だったので、育ちの良い物を一つのこして他は摘果しました。
果実が肥大してきたところで鶏糞で追肥を2回ほど。
順調にそだっていたのですが、ここでまさかの事態に。
摘果して一個に絞ったと思ったのに、葉っぱの陰に隠れてた果実がまだあった!しかもメインの果実と同じくらい大きくなっちゃってる!
影に隠れていた果実がめちゃくちゃ大きく育っていました。
一個に栄養を集中させるつもりだったけど、ここまで育っちゃうとさすがに摘果するのもったいないなぁ。
ということで、2個になっちゃったけどそのまま育てることに。
うどんこ病の猛威
順調に生長していましたが、ツルの伸びが良すぎて数日おきにカットするのが大変でした。
しばらく放置すると伸びまくって風通しが悪くなり、うどんこ病も一気に広がっていきます。
この時期のウリ科は仕方ないですね。
石灰を散布したりして対応しましたがなかなか良くならず、悪化する一方。
新しい葉はどんどんでているしとりあえず大丈夫か。
枯れてきている葉を適宜取り除きながら様子を見ていきました。
近くで育てていたスイカが強すぎる直射日光で日焼けしていたので、7月からは簡易シェードをかけて育てました。
ある程度大きくなってきたところで下に藁を敷き、数日おきに向きを変えてなるべく形が良くなるように調整。
7月後半、収穫!
7月後半になり果実がだいぶ大きくなってきました。
ビニール越しですが結構良い感じにそだっていますね!
網目もしっかりでています。
もう少し置いておこうかな?と思ったのですが、ヘタ部分に割れ目が入ってきていたのと、メロンの良い香りがしてきていたので収穫時期と考えそのまま収穫。
見た目は予想外に上手く出来ていますが、中身はどうでしょうか?
しばらく追熟して実食したら、またご報告します!
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