雨の多い天気が続いていますね。
順調に育っていたミニトマトも晴れ間が少なくなった影響か、成長がゆっくりになっています。
雨がやんだ隙に収穫しないと実が熟しすぎてしまうので、定期的に巡回。しかし、いつも通り見て回っていると異変が。
ミニトマトに穴があいてる!(虫の写真あり)
ミニトマトの実に穴があいていました!しかも1つじゃなく、たくさん!
ついに害虫が発生する時期になったかー・・・
と思いながら、他の実も確認して犯人を捜す。
いました。奴が。イモムシ苦手な方は画像注意です。
↓
↓
↓
↓
↓
↓
ちょうど食事中でした。タバコガでしょうか。
最近畑のピーマンによく穴が空いていたのもこいつらの仕業かもしれません。
よくもうちの大切なトマトを・・・!!と思いながら捕殺。
ひとまずは安心ですが、一度発生すると多発する傾向があるため対策することに。
害虫の種類は?食害されたときの対応は?
トマトの実に穴が空いている場合にはタバコガ、オオタバコガのによる害虫被害の可能性が高いです。
穴が空いている実は残念ですが摘果しましょう。
もったいないですが、中に幼虫が潜んでいることもあるので食べるのはやめておきましょう。
周囲を探して、実を食べている幼虫がいないかチェックしてください。次々に他の実にも被害を及ぼしていくため、見つけ次第駆除するようにしましょう。
卵は1mm未満の大きさで、ヘタ付近やつぼみ、葉の裏に産み付けられていることが多いようです。見つけた場合は取り除くようにしましょう。
無農薬での対策
家庭菜園では無農薬で対策されている方がほとんどだと思います。
効果的な対策としては
- 防虫ネットで囲う
- とうがらし焼酎液で忌避する
- 台所排水ネットで実を包んでおく
防虫ネット
トマトの株ごと防虫ネットで覆っておくことで高い防虫効果を発揮します。
主に成虫の侵入を予防して、産卵を防ぐことで実が食害されるのを防ぐんですね。
成虫が侵入できてしまうサイズだと意味が無いので、目の細かいネットを選ぶようにしましょう。
トマトの株は全体を覆うのが難しいですが、隙間無く囲っておけば効果抜群ですよ!
とうがらし焼酎液
焼酎にとうがらしを漬け込んだものを希釈して散布することで、害虫を忌避する方法です。
害虫被害が全く無くなる訳ではありませんが、被害を少なくすることができます。
焼酎に輪切りにしたとうがらしを入れ、一ヶ月程度漬け込んでおきます。
唐辛子を触った手で目をこすらないように注意!激痛で苦しむことになります!
使用するときは原液を使うのではなく、必ず希釈して使用するようにしましょう。水で100-200倍くらいに希釈して、スプレーボトルなどで散布します。
濃度が濃すぎたり、多量にかけすぎたりすると葉焼けを起こしたり植物にも影響があるため注意しましょう。
雨が降ると効果が薄まるため、定期的に散布し直すようにしてください。
排水ネット
排水ネットで実をカバーしておく方法も有効です。
隙間が大きいと害虫が侵入してしまうため、適度なサイズのものを選ぶようにしましょう。
また、目の細かすぎるネットをかけっぱなしにしておくと過湿状態になって病害が発生することがあります。通気性が悪くならないように注意しましょう。
害虫対策をしてトマトの実を守ろう
無農薬でミニトマト栽培をしていると必ずと言って良いほど害虫被害を経験します。
被害が出るまえに対策できればベストですが、既に害虫が出現している場合は早急に対策を講じましょう。
無農薬での害虫対策は複数組み合わせると効果的ですよ。是非ためしてみてくださいね。
コメント