毎日のお仕事お疲れ様です。
休み無く働く日々が続くと、心も体も疲れがたまってきますよね。
自宅へ帰るとほっと一息つけるけど、翌日出勤するとさらに疲労がたまっていく。明日もあさっても仕事があると考えると気持ちまで落ち込んでくる。毎日をこんな状態で過ごしていませんか?
勤務中のストレスを少しでも減らすことができれば、こんな悪循環から抜け出せるかもしれません。
職場でのストレスを減らす方法、具体的な対策について紹介します。
まずはストレスの原因を分析する
仕事中、一番嫌なことはなんでしょうか?
作業内容、勤務時間、人間関係など人によってストレスの原因は違っていると思います。まずは自分のストレスの原因を認識し、取り組める点について対策をしていきましょう。
ストレスの原因を特定する簡単な方法をご紹介します。
1. ストレスを感じた時に記録をつけておく
ストレスを感じたときに、その原因や状況を記録することで、どのような状況でストレスが発生しているのかを把握できます。日記やメモアプリを活用し、次のような点に注目して書き留めましょう。
- いつストレスを感じたのか(日時、時間帯)。
- どこでストレスを感じたのか(職場の特定の場所や場面)。
- 何がストレスの原因だったのか(具体的な出来事や人物)。
- どのように感じたのか。
- どのように対応したか。
これを数週間続けることで、ストレスのパターンや繰り返し現れる原因が見えてきます。
2. ストレス要因をリストアップして、重み付けをする
記録を元に、職場の環境、業務内容、人間関係、仕事の量など、考えられるストレスの要因をリストアップします。
それぞれの要因に対して、自分がどの程度ストレスを感じているかを1から10の点数で評価してみてください。最も強いストレス源を可視化することができ、どの要因が自分にとって解決すべき問題なのか特定するのに役立ちます。
3. 対処可能かどうかの評価
次に、そのストレス要因が自分でコントロールできるものかのかどうかを評価します。コントロールできる要因には対処法を考え、コントロールできない要因については、受け入れる方法や回避策を検討します。
コントロール可能な要因
例えば、仕事の優先順位を整理する、上司に助言を求める、仕事の進め方を改善するなど、自分の行動で改善できる要因です。これらに対しては、具体的な行動計画を立て、ストレスを軽減するために実行します。
コントロールできない要因
上司の性格や会社の方針など、自分では変えられない要因もあります。この場合は、リラクゼーションやマインドフルネスなどを通じて、ストレスに対する自分の反応を変える方法を学びます。また、必要に応じて職場の変更や異動を検討することも一つの手段です。
取り組みやすく、簡単で効果的なストレス解消法
ストレスの要因は人によって様々であり、コントロール可能か不可能かも含めて多岐にわたります。以下に、比較的取り組みやすく、効果を感じやすいストレス解消法についてご紹介します。
こまめに休息をとる
仕事に打ち込むあまり、休みも忘れて働きつづけていませんか?
膨大な作業量やノルマをこなすためにたくさんの時間を投下しなければならないこともあるでしょう。しかし、休憩なしで作業し続けていると逆に作業効率が落ちてしまいます。
働きづめの上になかなか作業が進まない状況では、ストレスも加速度的に貯まっていきます。
数分間の休息をとるだけでも作業効率がアップしますよ。
こまめな休息で効率よく仕事を進めていきましょう!
業務ごとの優先度を見極める
忙しく働きづめのときほど、不必要な作業にまで取り組んで業務量を増やしがちです。
忙しいときだからこそ、それぞれの作業に優先順位をつけて取り組んでいきましょう。優先度の高い仕事から片付けていけば、自然と余裕が生まれてくるはずです。
日頃から優先順位をつけて行動する習慣をつけ、常に余裕をもって仕事に臨んでいきたいですね。
今取り組んでいるのは、本当に優先すべき仕事ですか?
余計な仕事は余裕が出来たときに取り組みましょう!
自分に敬意を払ってくれない人にはまじめに対応しすぎない
あなた仕事仲間はあなたに敬意を払ってくれていますか?多くの人は同じ職場の仲間をぞんざいに扱うことはないと思いますが、どんな場所にも問題のある人はいるものです。
あなたの職場には人に仕事を押しつけたり、嫌みばかり言ってきたり、ミスを人のせいにしたり。そんなことばかりしている人はいませんか。
そんな人たちから被害をうけるのは、いつだって真面目で心やさしい人間です。自分に敬意を払わない相手に、真剣に対応する必要はありません。
お互いに協力しあえる人と、関係を築いていきたいですね
近づいても百害あって一利なしですから、距離を置くようにしましょう。こういう人たちは自分より力の弱そうな相手につきまとう傾向がありますから、はっきりとした態度で対応していれば自然と相手から離れていきますよ。
「この人は自分を尊重してくれないから、こちらも全力で応える必要は無いな」と心の中で構えておくだけでも、ストレスの貯まり具合は全く変わってきますよ。
相談や支援を求める
自分一人でストレスを解決できない場合は、信頼できる同僚や上司、友人、家族に相談することが大切です。また、職場にカウンセリングサービスやメンタルヘルスのサポートがある場合は、それを利用することも有効です。
「どうせ相談しても、なにも解決しない」
そんな風に考えていませんか?確かに相談するだけで根本的な解決に向かうことは少ないですが、解決の糸口がつかめることも多いですよ。
あなたの上司や友人、家族はあなたが大きなストレスを感じていることを知っていますか?自分にとって当たり前でも、周囲の人には伝えなければ分からないことの方が多いのです。
また、昨今は様々なハラスメントに対する意識の高まりもあり、特に上司や同僚等からの嫌がらせがストレスの場合は、適切な窓口を通せば問題が解決する可能性も高いです。
考えるだけでは何も進展しません。まずは相談だけでもしてみましょう。
根本的な解決方法は
紹介した方法はどれも職場でのストレス削減にとても有効ですので、積極的に取り入れてみてください。
しかし、これらは結局のところ対症療法ですので、対応しきれない過大なストレスがかかり続けている場合は根本的な解決方法を探す必要があります。
問題が大きすぎる場合には職場を変えることで解決できる可能がありますから、転職も視野にいれて考えてみるようにしましょう。
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